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2006.04.29

バックアップ 「StandbyDisk」

「パソコンが故障したのでOSをリカバリーする」
メーカー製のPCならば再セットアップという方法が取れますがそれも出荷(初期)状態までの復旧です。
業務で使われているPCとなればその後の再設定が一苦労です。(個人のパソコンでも同様ですが・・・)
 ・アプリケーションの再インストール
 ・ネットワークやメールの設定
 ・データの復元(バックアップしてあればの話ですが)
 ・プリンタや周辺機器の接続設定
過去の環境がたとえメモ書き程度でも残っていれば作業はスムーズなのですがそんなことを日課にしている人は稀です。
やれ「アプリのCDは何処だ?」とか「メールアカウントとパスワードの書類をなくした」だとか「マイドキュメントのバックアップは取ってたけどデスクトップに保存したデータは取り忘れた」・・・等など、それはもう大騒ぎです。

Windows2000を4年ほどご利用のお客様よりパソコンの買い替えのご相談をいただきました。
このお客様、過去に2回ほど障害によるOSのリカバリーを経験されています。
「新しいパソコンはバックアップをしっかり取れるような仕組みにしたいね。」
ということで機種選定を任されました。

機種を絞るにあたりまずは条件設定。
 ・データはもちろんのこと、システムやアプリケーションもバックアップできるもの
 ・障害からの復旧はできるだけ短時間で
 ・バックアップは完全自動化
 ・通常作業に負荷をかけない
そのほかCPU速度やメモリ、HD容量はごく一般的なスペックで考えて最終的に選んだのが「NEC Mate」です。

「NEC Mate」といえばNECのビジネス・デスクトップモデルですが、スリムタイプの筐体でも2基のハードディスクが搭載可能です。
そしてオプションで「StandbyDisk」をバンドルできるのが選定の理由でした。

MJ_9月キャンペーン

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■StandbyDisk
1stHDDの内容を2ndHDDに定期バックアップ/復元を高速化
◆ 1stHDDの内容を2ndHDDに定期的に自動バックアップ。
◆ 1stHDD障害発生時は使用HDDを2ndHDDに切り替えることで、短時間でバックアップ時の環境に復元して使用を続けることができます。
◆ 重要なファイルを間違って上書きした場合や、ソフトウェアをインストールして動作が不安定になった場合にも、バックアップ環境から復元できるため効果的です。

        2ndHDDをバックアップ専用ディスクとして使用時

Standby

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お客様先への納品の前にセットアップも兼ねて実際にStandbyDiskを試してみました。
1stHDDには普通にOS、アプリケーション等をインストール。(パーティションを区切ることも可能です)
2ndHDDへのバックアップは指定のフォルダ単位でもバックアップ可能ですが、今回は1stHDDを丸ごと2ndHDDに複製する方法を選択。
バックアップのタイミングは手動でも可能ですが、日単位・週単位・月単位でのスケジュールも組めます。

セットアップ完了後StandbyDiskを起動して手動でバックアップを実行。
1stHDDから起動できなくなったという想定でBIOS画面からBootDiskに2ndHDDを選び再起動してみたところ、見事まったく同じ環境で立ち上げることが出来ました。

実際にHDDが物理的に故障した場合にはHDD交換後再度StandbyDiskの再設定をしておけばOK。
設定もさほど難しくなく、バックアップも一度すべてをコピーしてしまえば2回目以降は差分のみのバックアップになるので短時間で終了します。
 ※サーバーとは違い24時間稼動ではないのでバックアップは毎日昼休みに動作するようにスケジュールしました。

まあ障害発生時にはHDDの交換やBIOSの設定変更などの作業は一般の方にはちょっと難しいかもしれませんが、サポートする側にとっては非常に便利なツールだと感じました。
もちろんHDD以外の故障(M/Bや電源障害)のことを考えてデータだけは外部媒体に別途バックアップしておけば完璧かもしれません。

「StandbyDisk」はソフト単体でも購入可能です。(ネットジャパン)
 ●StandbyDisk 2000-XP Pro 3.0 定価:15,750円(税込)

バックアップツールは各社から様々な製品が発売されています。
「StandbyDisk」以外に興味ある商品としては
 ・プロトン 「Acronis True Image」
 ・シマンテック  「Norton Save & Restore」
などがあります。最近ではサーバーのバックアップにもこのような製品を導入することがあるようです。
実際に導入してみたときはまたレポートしてみたいと思います。


iconicon StandbyDisk 2000-XP Pro 3.0 キャンペーン版icon
価格 7,340円(税込)
待機ハードディスクを使ったフェイルオーバーソリューション。
増設ハードディスクを活用し、Windowsを停止することなくシステムを含めたデータを簡単に、かつ、高速にバックアップすることができる。

iconiconAcronis True Image 9.0icon
価格 8,574円(税込)
PC&ファイルの完全バックアップソフト。今バージョンでは、従来のイメージバックアップ機能(システムのバックアップ)に加え、「ファイルバックアップ機能」を搭載。

iconiconNorton Save&Restore リテール版icon
価格 8,803円(税込)
パソコンの高速バックアップ/復元ソフト。DOSやブートディスクに頼らずに、わかりやすいWindowsインターフェースを使ってシステム全体のバックアップ/復元が簡単にできる。

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2006.04.26

バッテリが抜けない

とあるお客様より、「サーバーのあたりから“ピーピー”と警告音が鳴っている」とのご連絡。
どうやらサーバーに接続しているUPS(無停電電源装置)のバッテリ切れの警告音のようです。
とりあえずはサーバーの電源をコンセントから直接とり、UPSは交換用のバッテリが届くまで停止することにしました。
ちなみにUPSの機種はAPC社のSU700Jで、すでに3年以上使用しているものです。

Su500j1

後日交換用バッテリが届いたので再度訪問です。
手順に従いカバーを空けバッテリ引き出し用のフィルム(タブ)を引っ張ったところ、「ベリッ」あえなく破れてしまいました。
フィルムが経年劣化でもろくなっていたこともあるのですが、バッテリ自体も膨張して筐体内の壁にピッタリと張り付いて出てきてくれません。
それからが大変です。
重いUPS本体をひっくり返してゆすったり、床にぶつけて衝撃を与えたり。
やっとのことでほんの1cmほど手前に出てきたのであとはマイナスドライバを両側から交互にひっかけつつ少しずつこじってなんとか取り出すことに成功しました。

携帯電話の電池などもそうなのですが何年か使っていると微妙に膨張してしまいます。
今回のようにひとりで持ち上げられるような機種ならよいのですが、以前ラックマウントタイプのUPSのバッテリを換えたときは二人掛かりで引っ張り出したこともありました。

交換用のバッテリだけでも結構な重量があります。
もし交換作業をすることになった場合には怪我やギックリ腰にご注意ください。

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2006.04.20

「印刷に失敗」してないよ?

WindowsXPからネットワーク経由で某メーカーのカラーレーザープリンタに印刷をすると「このドキュメントの印刷に失敗しました」と画面右下に表示が出ます。

Prerror

ところがプリンタ側では印刷は正常に行なわれています。
つまり印刷命令はPCからプリンタに送られているのですが、プリンタからの印刷完了のメッセージが受け取れないためにPC側でエラーメッセージを表示しているようです。
はじめは電話対応でプリンタドライバのプロパティの設定項目を何点か変更してもらったのですが改善されません。

それではと言うことで現場へGO、と向かっている途中でハタと気付きました。
 ・このお客様、最近事務所を移転してネットワーク環境が変わっている。
 ・たしかPCには「Norton Internet Security」がインストールされている。
あっ!「信頼ゾーン」の設定だ!!
現場到着と同時にNISの画面を開き[ファイアウォール] の設定を変更して、
 “隊長、任務完了です”

たまには設定方法を図も入れて説明しちゃいます。

■「Norton Internet Security」 コンピュータを信頼ゾーンに追加する方法
1.Norton Internet Security または Norton Personal Firewall を起動する。
2.画面中央の [ファイアウォール] をクリックする。
3.画面右下の [設定] ボタンをクリックする。
4.[ネットワーク] タブをクリックする。
5.[信頼ゾーン] タブをクリックする。

Nis1gif

6.[追加] ボタンをクリックする。

Nis2gif

7.ラジオボタンの [ネットワークアドレスを使う] をクリックする。
8.「ネットワークアドレス」 欄に、基本となる IP アドレスを入力する。
9.「サブネットマスク」 欄に、サブネットマスクを入力する。
10.[OK] ボタンをクリックする。
信頼ゾーンに追加した IP アドレスが登録されることを確認してください。

それにしてもシマンテックさん、ガチガチにセキュリティかけるのも良いのですが自分の出した印刷命令に対する返答くらいは受け取れるようにしておいてくれてもいいじゃないですか~。

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2006.04.12

HP 爆音PC

1年ほど前に発売していたHP(ヒューレットパッカード)のPC「HP Business Desktop dx2000」で最近立て続けに同様の不具合に遭遇しました。
現象としては
 ・電源投入と同時にCPUファンが高速回転をし、ものすごい音がする。
 ・しばらく使っていると突然電源が落ち、エラーの赤ランプが点滅する。

Dx20001
はじめは「突然システムが停止」すると言うことでOSを疑ってリカバリを試そうとしたのですが、その前にメモリの取り付け具合を確認しておこうと思い筐体の蓋をあけて内部を見たところ、CPUファンがの位置が微妙に浮いていることに気がつきました。
よく見ると放熱板を固定するためのリテンション(リテーナー)から固定爪が外れているではありませんか。
リテンションの爪を引っ掛ける部分が折れていました。
これではCPUと放熱板に隙間ができCPUを冷やすことが出来ません。

原因判明!
CPUの温度上昇→ファンを高速回転→それでも温度が下がらず、規定値を超えて最終的にはシステムを停止→エラーランプ点灯
というシーケンスのようです。

その後同様のトラブルは私の知る限りでも4件ほど発生しています。
ネットで調べてみたら価格.COMの口コミ掲示板や2ちゃんねるでもこの話題を見つけました。

HPのサイトでは今のところこのトラブルに関するサポート情報は掲載されていませんが、噂では保証期間経過後でもこの修理は無償対応になっているようです。

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【その後の情報 2008/07現在】

パーツ保証期間の3年を経過すると部品のみ取り寄せの自己修理でも料金が発生するようです。
ちなみに金額は7,000円以上するとのこと。

こんな部品で7,000円はどうかと思っていたら市販の汎用品が使えることがわかりました。
 ■AINEX 「BM-478P」 : Pentium 4 Socket 478マザーボード用リテンション
秋葉原のパーツショップで600円位で売ってました。
サイズもぴったり同じです。
HP dc5000で実際に交換してみましたが問題なく使用できました。
ちなみに交換時はToroxビス4本を外す必要がありますが、マイナスドライバーでも外せます。

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